*この機能はiPadではご使用になれません。
「血圧グラフ: Simple」アプリのバージョン2.2.0から、iOSヘルスケアアプリとのデータ連携機能が追加されました!
ヘルスケアアプリ(以下、Healthアプリ)のデータを本アプリにインポート、本アプリのデータをHealthアプリにエクスポートできる機能です。
目次
§ 連携できる項目
§ Healthアプリと本アプリの大きな違い
§ インポートの仕様
§ エクスポートの仕様
§ Healthアプリ連携機能の設定方法
§ インポート処理は手動で行います
§ ご質問・ご不明点はお問い合わせください
§ 連携できる項目
Healthアプリの以下の項目のデータを連携します。- 血圧(SBP/DBP)
- 心拍数(脈拍)
- 体重
- 体脂肪率
- BMI(エクスポートのみ)
§ Healthアプリと本アプリの大きな違い
Healthアプリと本アプリには大きな違いがあります。・時間の考え方
Healthアプリのデータには測定時刻がありますが、本アプリには測定時刻はありません。
Healthアプリが実際の日時を記録するのに対し、本アプリの日付は起床後から就寝前までで1日と解釈します。(就寝前血圧を午前0時以降に測定したとしても前日のデータとして記録します。ME差とME平均の指標を計算する為このような仕様となっています。)
・1日あたりのデータの数
Healthアプリでは、例えば体重であれば1日あたり複数の測定値を記録できますが、本アプリは1日に1回の測定値しか記録できません。血圧の場合は朝(起床後)と夜(就寝前)の2回です。
この為、Healthアプリから本アプリにデータをインポートする際には、全てのデータではなく1日あたり1つの(血圧の場合は朝と夜の2つの)データを取り込みことになります。
これらの違いがある為、本アプリでは次の仕様に基づいてデータを連携します。
§ インポートの仕様
- 本アプリにデータが保存されている場合、例えば7月1日の体重データが既に保存されている場合は、Healthアプリの7月1日の体重データを取り込みません。Healthアプリの値と本アプリの値が異なっている場合でも上書きすることはありません。(本アプリのデータが常に最優先)
- 1日の始まりは午前0時ではなく午前4時とします。
(例) Healthアプリの7月1日午前0時から午前3時59分のデータは、本アプリでは6月30日のデータとして扱われます。
- 1日あたり複数のデータがあることを想定し、以下の条件のデータを取り込みます。
・[起床後]血圧(SBP/DBP)、心拍数(脈拍)
午前4時以降で最も早い時刻のデータ
・[就寝前]血圧(SBP/DBP)、心拍数(脈拍)
午前4時より前で最も遅い時刻のデータ
・体重、体脂肪率
午前4時以降で最も早い時刻のデータ
・BMI
インポートされた体重の値と本アプリに登録された身長からBMIを計算しセットします。
・体脂肪量
インポートされた体重と体脂肪率の値から体脂肪量を計算しセットします。
§ エクスポートの仕様
以下の時刻と入力値をHealthアプリに書き込みます。・[起床後]血圧(SBP/DBP)、心拍数(脈拍)
午前7時
・[就寝前]血圧(SBP/DBP)、心拍数(脈拍)
午後10時
・体重、体脂肪率、BMI
午前7時
§ Healthアプリ連携機能の設定方法
1.[設定]タブ > [その他]セクション > [ヘルスケア連携設定] で設定画面を表示します。
2.
「インポート機能」または「エクスポート機能」を「ON」に設定すると、初回のみHealthアプリのアクセス許可設定画面が表示されます。
3.
「全てのカテゴリをオン」をタップしてから「許可」ボタンをタップします。
(後から修正する場合はHealthアプリを起動して設定してください。)
4.
Healthアプリ内の全期間のデータを本アプリに取り込む場合は「全てのデータをインポートする」をタップします。(*先に、本アプリの設定画面で「身長」が設定済みであることを確認してください。BMIの計算に使用されます。)
本アプリ内の全期間のデータをHealthアプリに書き込む場合は「全てのデータをエクスポートする」をタップします。
通常、これらの処理は初回に1度のみ行います。また、データ件数によっては数分かかる場合があります。
データ連携機能の設定は以上です。
§ インポート処理は手動で行います
設定画面の「エクスポート機能」が「ON」の場合、データを保存すると自動的にHealthアプリにも書き込まれます。
インポート機能の場合は、設定画面の「インポート機能」を「ON」にすると、「記録」画面右上のインポートボタンが使用可能になります。
このボタンをタップすることによって、Healthアプリのデータが本アプリに取り込まれます。
差分(前回のデータ取り込み処理以降にHealthアプリに追加されたデータ)のみを取り込む為、短時間で効率的に処理されます。
複数の計測デバイスや他のアプリからHealthアプリにデータを転送している場合等を考慮し、本アプリのインポートはユーザーが適切なタイミングで処理できるよう手動で実行する仕様となっています。
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